今日のGoogleロゴは故ネルソン・マンデラ氏です。
1918年7月18日の生誕を記念して、南アフリカでアパルトヘイト(非白人を対象とした人種隔離政策)撤廃のために活動したカリスマ的指導者の言葉を引用した構成となっています。
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【各画像とマンデラ語録】
まずは順にご紹介します。日本語による翻訳が表示されます。
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「生まれた時から、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。」
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「もし人が憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。 愛は、憎しみに比べてより自然に人の心にとどく。」
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「人生で大切なのは、ただ生きたということではない。自分の人生を通じて、他の人々の人生をいかに変えることができたか、それが重要なのだ。」
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「教育とは、世界を変えるために用いることができる、最も強力な武器である。」
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「自由であることは、単に己の鎖を脱ぎ捨てるだけではなく、他人の自由を尊重し、より向上させるような生き方をすることである。」
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「生きるうえで最も偉大な栄光とは、決して転ばないことにあるのではない。 転ぶたびに起き上がり続けることにある。」
どの言葉も重く、ある意味平和な日本に育ち生活している私たちにはハッとさせられる言葉だと思いました。
ところで、鍼灸マッサージ師として忘れてはならないことがあります。
それはマンデラ氏が来日した際に体調を崩されて、日本の鍼灸師が治療にあたり、その治療効果に感動して祖国へ招かれたということです。
治療にあたったのが植田 智加子さんという鍼灸マッサージ師だったそうです。
彼女は故マンデラ氏に乞われて、1995年から2002年迄、南アフリカ連邦のケープタウンで鍼灸院を開業し、現地の人たちに施術を施す傍ら、継続して故マンデラ氏の治療に取組んでいたそうです。
植田さんの書籍も発売されています。興味のある方はお読みください。
植田/智加子
1960年東京生まれ。津田塾大学卒業。鍼灸師。1990年、ネルソン・マンデラ氏の来日を機に、同氏の治療をするようになる。90年代の大半を南アフリカで過ごし、1995年にケープタウンで鍼灸院を開設。2002年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
南アフリカらしい時間
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