神戸大学大学院法学研究科教授の大内伸哉(おおうち・しんや)先生にブログの記事で紹介して頂きました。
感謝致します。更に精進したく思います。

大内先生のブログ記事はこちらです。
「針の効用」
(※残念ながら大内先生はNiftyとともに,ココログを解約されたので、該当ページをご覧いただくことは出来なくなりました。 2016年6月18日)

大内先生は数ある法律の中で労働法が専門です。
大学や国内の講演だけでなく、イタリアなど海外でも講演されたり学会に参加されたり非常に多忙な先生です。

治療の途中でも色々な話をさせて頂いています。例えば、将来の労働はどうなるのだろう、というような話です。
現在でもコンピューターやロボットが発達して様々な仕事を代わりにこなしていっています。
分かりやすい事例は、自動車工場のように電気溶接や材料の運搬をロボットがこなしたり、駅の自動改札装置が設置されて駅員さんが不要になったり、あるいはインターネットでの通信販売会社のページなどでは客の嗜好に合わせて商品を勧めてきたりするようなシステムです。

大内先生が仰ったのは、人間にしか出来ない仕事は残っていくだろうし、逆にロボットやコンピューターが出来る仕事は廃れるのではないか、という話でした。
コンピューターを設計したりプログラムを書く仕事や、ロボットを設計したりメンテナンスする仕事は必要でしょう。自動車の運転さえコンピューターにさせようという研究も盛んです。作り出したりメンテナンスしたり、という部分では仕事があるかもしれません。
また、新しいものを発明するような頭脳労働は無くならないだろうということでした。
つまり、将来の労働は、何もないところから何かを生み出したり考えたり、手先の器用さを求められるような仕事等は残っていくだろうということです。
私たち鍼灸師の仕事についてお聞きすると、「患者さんの状態を把握して的確にツボを選んで鍼を打つ」という仕事もコンピューターやロボットには無理だろうから生き残りますよ、ということでちょっと安心しました。

以下、大内伸哉先生関連のページです。
・神戸大学の教員紹介ページはこちら

・大内先生のブログはこちら「アモーレと労働法」
(※残念ながら大内先生はNiftyとともに,ココログを解約されたので、該当ページをご覧いただくことは出来なくなりました。 2016年6月18日)

・弘文堂スクエアにて、大内伸哉先生(神戸大学教授)のWeb連載「絶望と希望の労働革命―仕事が変わる、なくなる」が掲載されています。

・Amazonのページはこちら

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