梅雨が明けて暑苦しい日々が続きます。
土砂降りの雨が続くかと思うと真夏日のように暑い日が続いたりします。
こういう時は冷たいものを飲んだり食べたりしたくなります。
巷では「氷を入れて食べるカップ麺」や「冷やして食べるお菓子」が流行っているそうです。
大人には冷たいビールの美味しい季節となってきました。
この冷たいビール等の飲み物をたくさん飲む事で体調を壊している方が多くいらっしゃいます。
胃腸にも筋肉があって、食物を食道から胃、小腸、大腸へと少しずつ潰しながらお粥のような状態にして運んでいきます。
しかしながら、冷たい飲み物や食べ物をとると胃腸の筋肉が緊張してしまい、きちんと働く事ができません。
頭の上から冷水を浴びるところを想像してもらえればわかります。
また、消化酵素はたんぱく質ですから体温程度の温度がないと働きません。
肉を焼くと変色するのはたんぱく質が変成してしまうからです。
つまり冷たいものをたくさん飲んだり食べたりするということは、胃腸も働きませんし消化酵素も働かないということになります。
そして水分を多くとってしまうと胃液などの消化液が薄くなってしまうので、消化の妨げとなってしまいます。
それで消化不良を起こし、食欲が低下して夏バテ(元気が出ない体)という状態になります。
梅雨時から蒸し暑くなるのでビールなど冷たいものを飲み、エアコンやクーラーを使い出すので、
体の内側・外側から冷やすことになります。健康には最悪の状況ができあがります。
東洋医学の世界では、胃は「火で熱せられた熱い釜」という例えで考えられてきました。
古代の人間はお腹を冷やしてはいけないことを知っていたのだと思われます。
この季節に腰痛の患者さんが増えます。
胃腸の負担が腰や背中の筋肉の緊張という形で現れます。
ぎっくり腰になる前に治療をしてください。
ぎっくり腰になると動けなくなりますから。
首・肩・背中・腰を触ると患者さんの体調や生活習慣がわかります。
当院に来られる患者さんはうそがつけません。
この話はまた後日・・・。

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