今年の中秋の名月が何時の日かご存知ですか?
旧暦では8月15日とされてきましたが、現代の暦では今年は9月27日(日)です。

28日の満月は今年最大

スーパームーン Paco-Bellido氏撮影今年の中秋の名月は特別な天文現象で、今年の9月28日(27日~)に欧米、大西洋側で見られる皆既月食があります。
ところが残念ながら日本からは見えません。

特別とする理由は皆既月食に加えて、今年の月が普段の明るさの約30パーセントもあり、今年最大で約14パーセントも大きく見える、つまり、“スーパームーン”と重なるからです。

今年の中秋の名月は9月27日です

中秋の名月暦の関係で、中秋の名月は必ずしも満月になるとは限りません。
今年は9月27日(日)が「中秋の名月」で、翌日の28日(月)が満月となります。

画像は国立天文台のホームページ「ほしぞら情報 2015年9月」より

「中秋の名月」とは、太陰太陽暦で8月15日の夜の月のことをいいます。
農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもありますが、中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

今年は中秋の名月が9月27日、その翌日の9月28日が満月と、中秋の名月と満月の日が1日ずれています。
中秋の名月は、新月となる日から数えて15日目の夜の月のことを、満月は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間の月を指します。
このように決め方が違うことから、それぞれの日のずれが生じることがあります。

9月28日の月は今年最大の満月

最大の満月・最小の満月月は地球の周りを回る天体ですが、その軌道が楕円形をしているため、地球と月の距離は一定ではありません。
また、月の軌道は太陽や地球などの影響を受けて変化するため、月が地球に最も近づくときと最も遠ざかるときの距離が毎回異なります。

画像は国立天文台のホームページ「ほしぞら情報 2015年9月」より

今回は、9月28日午前10時46分に月が地球に今年最も近づきます。近づくとはいえ、その距離は約35万6900キロメートルです。
そして、その約1時間後の午前11時51分に満月の瞬間を迎えます。ただし、日本では月が地平線の上に出ていない時間帯です。
ですから、満月の瞬間を迎えるの時刻は、残念ながら日本国内からそのベストな状態ではありません。

ベストな状態ではありませんが、たまには空を仰いでみてはいかがでしょうか。

ちなみに、9月27日(日)の月の出は16:58、日没は17:32です。
そして、9月28日(月)の月の出は17:40、日没は17:30です。

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