排尿痛、頻尿(ひんにょう)、尿混濁(にょうこんだく)があれば急性膀胱炎の可能性があります。
急性膀胱炎は、尿道から細菌が膀胱に入って炎症を起こす症状です。
急性膀胱炎と腎盂腎炎は似ているようですが、発熱しているかどうかが一つの見分け方になります。

急性膀胱炎と腎盂腎炎

腎臓と膀胱排尿痛、頻尿(ひんにょう)、尿混濁(にょうこんだく)があれば急性膀胱炎の可能性があります。

急性膀胱炎は、尿道から細菌が膀胱に入って炎症を起こす症状です。

原因菌は大腸菌や腸球菌、ブドウ球菌や連鎖球菌などですが、まれにクラミジアの時もあるようです。

昼夜を問わず一日10回以上もトイレに行きたくなる状態を頻尿といい、排尿後に残尿感があったり、頻繁に尿意を感じる事もあります。

尿混濁は、尿の中に白血球が増えて白っぽく濁ることで、時には血液が混じる血尿が出ることもあります。

腰痛が一つのサイン

腰痛急性膀胱炎になって腰痛が起こった場合は「腎盂腎炎」になった可能性もあります。

腎盂腎炎は高熱が出る事が多いので、すぐに医師に診てもらってください。

他にも吐き気や嘔吐、悪寒(寒気)などが起こる場合もあります。

普通であれば例え尿道口から細菌が侵入しても、尿によって細菌が流されたり、膀胱自体の防御能力で膀胱炎にはなりません。

しかしながら、肉体的な疲労や精神的ストレス、風邪などの病後で抵抗力・免疫力が低下していると、急性膀胱炎を発症することがあります。

また、冷えや排尿を我慢したり、水分摂取が少なくて一日の尿量が少ないことも原因になりえます。

外気の暑さと室内のクーラーによる涼しさのギャップがストレスになり、更に冷たいものを多く飲食して体力が落ち、クーラーで足腰が冷える、という悪循環で発症する人も多いようです。

急性膀胱炎と腎盂腎炎との違い

病気の腎臓急性膀胱炎と腎盂腎炎は似ているようですが、発熱しているかどうかが一つの見分け方になります。

発熱がなければ膀胱炎、発熱していれば腎盂腎炎とされています。

しかし男性の場合は、発熱している場合前立腺炎の可能性もあるので注意が必要です。

膀胱炎かと思ったらすぐに医師の診断を受けて下さい。

軽く考えて腎盂腎炎にまで悪化する危険性があります。

中極というツボ

ヘソから4寸下に中極(ちゅうきょく)という経穴(けいけつ)=ツボがあります。
頻尿や膀胱炎の時にお灸をするという情報もあります。しかし、無菌膀胱炎の時には使えますが、菌の感染がある場合は効きません。
病院で抗生物質等を処方してもらってください。

命にかかわることもある

腎盂腎炎になると細菌が血液の中に入り込んでしまい、敗血症になる危険性があります。そうなると命にかかわります。

素人判断をせず、医師の診断と指示に従いましょう。

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