精米機を買いました

精米機朝食はいつも玄米ですが、昼と夜は白米を食べています。
三食とも玄米だと少し食べるのがしんどいかなという感じです。

家族の体調がが少しおかしいと思って、ある人に相談したのですが、その方の勧めで精米機を買う事になりました。
今まではお米屋さんに頼んで精米してもらっていたのですが、わが家が指定したお米以外の米が精米の時に混じってしまっているようでした。
それで家族の体調がイマイチだったようです。

精米機のメーカーのホームページをご覧頂けるとわかるのですが、玄米で保存しておく方がお米が酸化しにくく、食べる時に精米した方が良いということです。
これからは自宅で食べる時に合わせて精米出来るので、純粋に指定のお米が食べられますし、お米が傷みにくく健康に良いかと思います。


お米の栄養分布


脂肪酸度の変化


参考ページ:ツインバード工業 精米機 MR-E520
(※他にも色々な企業が精米機を生産してますので、この機種をお勧めするというわけではありません。)

胚芽や糠(ぬか)には、タンパク質の他にビタミンB群やEが含まれているので、出来るだけ玄米で食べる方が良いのですが、玄米を食べるのがしんどい方は5分づきとか7分づきのお米を食べたら良いかと思います。
稗(ひえ)や粟(あわ)などを入れて、雑穀米にするのも良いでしょう。

江戸患い

ところで、江戸時代に地方の人が江戸に丁稚奉公に行って、「江戸患い(えどわずらい)」になったそうです。
「江戸患い」とは今で言うところの「脚気(かっけ)」です。

脚気とは、ビタミンB1が欠乏して心不全と末梢神経障害が起こる病気です。心不全によって血行不良となり下肢が浮腫み、神経障害によって下肢のしびれが起きることから「脚気」と呼ばれるようになったようです。

江戸時代に地方に住んでいた人達は玄米が主食だったのですが、江戸のお侍達は白米を食べる事がおしゃれだと考えたようで、白米ばかりを食べたせいでビタミン不足に陥り、脚気になってしまったそうです。

最初はお侍だけが白米を食べていたのですが、次第に一般庶民も白米を食べるようになっていき、丁稚奉公にいった地方出身者も白米を食べて「江戸患い」になってしまったということです。

そして、江戸患いになった人たちが蕎麦を食べる事で回復したことから、うどんより蕎麦を食べる事が流行ったようです。
ただし、最近よく食べられている蕎麦はほとんどが小麦粉なので、黒い細うどんを食べているようなものですね。十割蕎麦はとても高価ですから。

食事が偏らないようにしましょう

私の周りでは脚気になったという話を聞くこともなくなりましたが、偏食する人が増えてきているような話もあります。
栄養成分の偏ったジャンクフード(ファーストフード、スナック菓子、インスタントラーメン)の普及により、ビタミン不足が起こり、脚気が再発してきたそうですから、偏食しないようにしてください。
また、アルコール分解の際にビタミンB1が消費されるそうなので、毎晩アルコールを飲まれる方は気をつけてください。
豆類にもビタミンB1が多く含まれているので、ビールを飲む時に枝豆があるのは理にかなっています。

農薬には注意したいです

わが家の玄米は減農薬や低農薬を買うようにして、炊く前にしっかり水洗いするようにしています。
農薬に対しては国によって安全基準はありますが、出来るだけ農薬の少ないお米を選んで食べるようにするのが良いと思います。

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