睡眠障害や自律神経失調など、睡眠がうまくいかないという患者さんが何人かいらっしゃいます。
そのような方でも鍼治療をすると、その場で眠くなり、中にはいびきをかいてしまう方もいらっしゃいますが、自宅でできることもありますので、できるところからやってみてください。
うまく眠れない
持って生まれた性格なのか暴飲暴食が原因なのか、仕事や私生活でのストレスが影響するのか、うまく寝付けないという人は多いと思います。
心身のスイッチのオン/オフがうまく切り替えられず、寝付きにくかったり、夜中に目が覚めたりすることもあるでしょう。
自律神経失調と診断される方も少なくないと思います。
そういう方には鍼灸治療はとても効果的で、手足に鍼を打ってしばらくするとイビキをかいて眠られる患者さんも少なくありません。
しかし毎日通院できるという方は別にして、自宅で、自分でできることをやってみてください。
自分でできることをやってみる
毎日鍼治療するのは無理だと思いますが、自宅でできること、自分でできることもあります。
いくつか整理して掲載しますので、できるところからやってみてください。
- 夜ご飯は腹六分目にして、少し物足りないくらいにする。高カロリーなものをたくさん食べると栄養を全身に行き渡らせようと心臓の拍数があがりしんどくなります。野菜中心の和食であっさりと少なめに食事してみてください。よく噛むことも大切です。
- 寝る前にテレビやスマホを見ないようにして、寝る前は部屋を薄暗くする。(目から光刺激が入ると脳が昼間と勘違いして眠りにくくなります。)
- 半身浴をして体を温め、入浴後、体温が下がり始めると眠くなるので、そのときに布団に入る。(両肩までゆっくり入ってしまうと熱の逃げ場がなく、心拍数が上がり余計に眠りにくくなりますし、心臓の負担が増えて体に良くないです。)
- 寝る前に踵の下あたりにクッションなどをおいて両足を持ち上げるような姿勢をとり、腰の骨のゆがみをとるようにする。
- 寝る前に両腕をおもいっきりあげて伸びをし、身体(特に首)の緊張を緩めてあくびが出るようにする。軽いストレッチをして全身をリラックスさせることも良いことです。
- 布団やベッドの周りに時計やスマホを置かないようにして、夜中に目が覚めても時間を確認しないようにする。(時間を気にすると眠れなくなります。)
- 夜中に目が覚めても気にしないで目を閉じる。気にしだすと眠りにくくなります。
- 布団の中は眠るところですから、考え事をしないようにする。とはいえ考え事をしそうになったら、腹式呼吸を行って、呼吸に意識を集中する。
鍼灸治療は睡眠障害や自律神経失調に効果的です
自律神経失調と言われたり、そうではないかと思っていらっしゃる方には、鍼灸治療で神経の興奮を落ち着かせ、心身のオン/オフを切り替えられるようにしていきます。
治療中に眠ってしまうくらい効果的です。
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