眩暈(めまい)とふらつき、立ちくらみ、それに睡眠障害を訴えられる患者様が来られました。
病院で検査を受けたのですが、自律神経失調と言われただけで、具体的な治療はされなかったそうです。

眩暈(めまい)やふらつきの原因

三半規管の不調(内耳の中のリンパが過剰)、貧血・低血圧、睡眠不足、脳腫瘍や脳卒中など脳の病気、自律神経失調症(精神的なストレス)、うつ病などの精神的なもの等が原因としてあげられています。

自律神経失調とは

めまい・立ちくらみ自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」とに分けられ、それぞれ”さぁ頑張るぞ!”というときと、”ゆっくりくつろいで消化をすすめて病気を治そう”というときに働きます。

交感神経が優位に働いている時は血管が収縮して臓器や組織が虚血状態になりますが、逆に副交感神経が優位に働いていると血管が弛緩して血液の流れが緩慢になり鬱血状態になります。
それぞれの神経がバランスよく働いていればいいのですが、どちらか一方に働き過ぎても血液の流れが悪くなり、様々な症状が現れます。

人間はこの自律神経の働きを交互に入れ替えながら生活しています。
ところが、このスイッチの切り替えがうまくいかないと、いわゆる「自律神経失調」といわれる状態になり、医療機関の検査結果には問題が無いのにも関わらず、「体調がおかしい」ということになります。

原因は気血(きけつ)の乱れ

ふらつき東洋医学的には「気血の乱れ」と考えます。

気は目に見えないエネルギーのようなもので、生命活動の根本にあたるものです。
気の流れが悪くなれば「病気」となります。

例えば「元気ですか?」という挨拶の本来の意味は、「あなたは宇宙の根源的なエネルギーである「気」と共にありますか?」というニュアンスになります。
知らず知らずに「気」という言葉を使っているというわけです。

そして、気血(きけつ)の流れが悪くなると様々な症状や病気が起こります。
例えば、腰痛や肩こりなどもそうですし、他にも頭痛や胃痛などの症状や様々な病気が気血のうっ滞で起こります。
ですから、適切な経穴(けいけつ=ツボ)に鍼を打ったりお灸をして、気血の流れを整えて内臓の調子を改善したり病気を治したりします。

眩暈やふらつきなどの原因は、気や血の流れが悪くなって起きると考えられています。
例えば、気虚症や血虚症です。

気虚症・・・倦怠感、めまい、自汗、精神の萎縮・停滞、息切れなど
・気の生成不足、消耗過多→気の不足
・ある種の機能減退→気の機能低下

血虚症・・・顔面蒼白、眩暈、不眠、健忘、心悸、手足のしびれなど

患者様からのご感想

患者様の声(立ちくらみ・ふらつき・睡眠障害)来院時の症状について
立ちくらみ、寝付きが悪い、ふらつき、眠りが浅い、首の痛み

施術後の感想や治療を受けて感じたこと・変化のあった点など
病院に行き、色々なところで診てもらいましたが、原因が判明しませんでした。
なのでリンゴ針灸整骨院さんに来ました。
「一ヶ月ほどで改善されますよ」とのことで週1回通院し始めました。
1回目の施術後、寝付きが良くなり少しずつ症状が出なくなり、3週間で改善されました。

この感想をご覧になっている方に一言あればお願い致します
デスクワークなので同じような悩みの方は、多いと思います。
1度リンゴ針灸整骨院さんに相談してみて下さい。

原因不明の症状のある方へ

めまい、ふらつき、立ちくらみ、睡眠障害だけでなく、病院で検査をしても異常が無いと言われて困っていらっしゃる方は是非鍼灸治療を受けてみて頂きたいと思います。

アトピー性皮膚炎の治療例でも書いていますが、何年も病院に通われて治らなかった症状が食事療法と鍼灸治療で改善した例はいくつもあります。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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