ご家族が病気になり、そのお世話で心身疲労が重なり顔面部から頭部にかけて帯状疱疹を発症されました。
また同時に肩や首のひどい凝りがおきて、目の奥にも重い痛みがおきていました。
当院に来られる前に皮膚科に行かれて薬を処方されたのですが、その副作用が強すぎて食事を摂ることだけでなく水さえも飲めない状態になりました。
帯状疱疹の原因となるものはヘルペスウィルスで、一般の方にも潜伏して存在していることが多いです。
普段は免疫力があるので抑えておくことが出来ますが、精神的・肉体的疲労が重なり免疫力が低下するとヘルペスウィルスの活動が活発となり、皮膚に痛みやかゆみを伴う発疹が出来ます。一般的に感覚神経に沿って発疹ができます。
きちんと治らず後遺症として感覚が麻痺したり、触れるだけで酷い痛みが出るような症状が残ったりするのでやっかいです。
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帯状疱疹が起きている”患部を囲むように鍼を刺す治療方法”があるようですが、当院では手足や背部の経穴(ツボ)を使って内臓の働きを整えることによって、免疫力を戻していくように治療します。
鍼灸治療の説明で、「免疫力を高める」という表現が見受けられますが、正確に表すと「免疫力を正常に戻す」ということになるかと思います。
なんらかの原因で「免疫力が低下した」のであれば、「免疫力を戻してあげる」ことによって症状がおさまるということです。
痛いところに鍼を刺すのは患者さんにとっても辛いことですし、今回のように顔に発症した場合、鍼治療で内出血したら美容上も問題かと思います。
かゆみや痛みを軽減する経穴も使いながら治療をして凡そ一ヶ月で緩解されました。
帯状疱疹だけでなく首や肩の凝りも、目の奥のズーンとくるような痛みも同時になくなりました。
帯状疱疹の治療だけではなく、一般の疾患についても同様なのですが、免疫力が低下したために病気になる場合があり、通常の体であれば発症しないような病気も心身のストレスで病気になります。
当院では東洋医学に則ってツボ(経穴)を刺激し内臓の調子を整えていくことで、免疫力を健康な状態まで回復させるようにしています。
患者様には大変喜んで頂けて私も嬉しく思います。

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